藤田晋すげぇ。の理由
フィードバックをする難しさ
個人的な経験の還元の話。還元ってのはつまり「人に何かを教えたり、人に何かを伝えたりする話」です。
個人的な経験を人の学びにしてもらう場合、全てを体系的にかつ意味づけをして話す必要が出てきます。出てきますよね?だって時系列に物語が進んだところで、教訓って何?この人何がいいたいの?ってなりますから。起こったことの全てを話すのではなく、必要な部分を抜き出して再構築することが重要なわけです。
たぶんこれって認知科学とかが関係してくる話だと思うんだけど、メモ程度に記録しておく。
フィードバックできる経験は完結したものに限る
だからこそ、完結していない出来事を人に話すべきではないと考えています。
完結していない話を人に話すことで、認識が生まれてしまう。この認識は簡単には変えられません。
スティーブジョブズは言いました。「点と点が将来線で繋がるように信じなければならない」と。
点である経験をアウトプットすることで、点が固定化されてしまい、線で繋がらなくなってしまう。
藤田社長が進撃の巨人であり続けられる理由
藤田社長は過去の経験しか話しません。過去の経験というのは、自分の中で一段落した経験ということです。「いまこれをしています」とか「こうなったらいいな」ってことを話しません。だから進み続けられる。成長し続ける。
ということなのかなと。